カナダ~フィリピンへ

とはいうものの、まだ心の中は整理しきれたわけでは無い。

 

日本にそのままいたのではいつ気が変わって

別れた妻や裁判所の人間を惨殺したくて

人殺しをするかわからない・・・

 

という程、頭に来ていたので

もう仕事も辞めて海外を旅することにした。

 

こうすればちょっと殺意が込み上げたくらいでは

簡単に帰ってこれない。

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私は高校を卒業してからずっと地方公務員だったので

もちろん惜しくはあったけれど、

殺人をして、家族に迷惑を掛けて、刑務所に入ってしまうよりは

よっぽど良いだろう、と考えた。

 

今でも上分別であったと思う。

 

私がしたくてした訳では無いのだが

私の部署ではもっともエリート街道を進んでいたらしい。

※↑と本部の人が言っていた。

私は迷惑なだけだった。

 

だから辞めるに時にも

素直に「じゃぁね」

という訳にはいかないだろうな

とは思ったので強硬に無理やり辞職した。

 

そして、以前から興味のあった

海外を旅する

ということをしてみた。

 

まずはカナダ。

 

ここに家庭教師が英語を教えてくれるプログラムがあったので

ホームステイをしながら勉強した。

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本来であれば、

自分が海外で英語を勉強をするという夢

が叶ったのだから嬉しいはず・・・なのだが

 

全然うれしくなかった。

 

楽しくなかった。

 

ホームステイ先の隣の部屋に韓国人の子が

同じようにホームステイをしていた。

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その子が随分いい奴で結構面倒をみてくれた。

 

それは有難かった。

 

しかし、旅行中に感じたことは

 

旅先はどこでも良い。

どこに同行っても同じだ。

 

ただ、

自分の愛する人

信頼できる人

 

そういう人と一緒に旅行して

楽しみを共感し、分かち合わなければ楽しくもなんともない。

 

ということに気がついた。

 

そしてカナダでの2か月の勉強が終わったので

今度はフィリピンに1か月間行ってみた。

 

なぜフィリピンかというと

私は以前からフィリピンの子供に学資援助をするプログラムに参加しており

せっかくだから今年援助している子に会ってみるか、と思ったからだ。

 

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行ってみると周りの参加者は大学生ばかりで

場違いでお呼びで無い雰囲気もあったが、これはこれで良かった。

 

英語でフィリピンの子と話すのは、それはそれで面白かった。

 

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そして、日本に帰ってきた。

 

さて、日本に帰ってきたからと言って、今度は仕事がある訳でもない。

どこかに就職するにも特にやりたいことも資格もある訳では無い。

 

半年ほど家にこもってゲーム三昧の日々だった・・・

 

そうしているうちに次の年度が迫ってきた。

 

そこで子供の時に憧れていた大工勉強することにし

職業訓練校に行ってみた。

 

これがかなり楽しい!

 

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今まで職場で命令で”行かされた”ことはあっても

自分の希望で学校に通って勉強をしたこと等なかったので

学ぶことがこれほど楽しいとは思いもしなかった。

 

そのまま大工にならないか

という誘いも遠くであったようだけれど

私はせっかくなので、設計と造園の勉強もしたかったので

大阪の専門学校に行くことにした。

 

なぜ大阪かというと

今まで長野と東京くらいしか行き来したことが無いので

せっかくなので”関西人”という人種と交流してみたかったのだ!

 

大阪の学校に入ると

私の隣にはヤクザが座った。

 

私は思った。

「母さん、スミマセン。

私は夢を叶えるために大阪に来ましたが私の隣の席はヤクザです。

もう故郷に帰れないかもしれません」

 

しかし、話してみるとそいつがこれまたスゲーいい奴だった。

 

体の不自由な弟さんの面倒をみながら

母子家庭でお母さんを助けながら頑張っている奴だった。

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※↑この写真を見て頂ければ私がそう思ったのも仕方がないと

納得して頂けるかと思います。

 

もちろん、18~26歳くらいの学生ばかりのなかで私の様な年上の存在がいると異質。

 

ですが、大阪の子たちは結構気を気を使ってくれる優しい子たちが多かった。

 

そこで2年間の勉強を終え、今度は造園の学校に行こうと思ったのですが

さすがにここで、そろそろ働かないと外聞が悪いので

田舎にかえって就職することにしました。

 

つづく

 

 

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